エレキの修理屋さん
エレキの修理屋さん

ボートフィッシングを行う上で、無くてはならない存在のエレキ。
当サイトは、そのエレキのチューンナップや修理を承る他、メンテナンスの方法やパーツの情報を発信していくサイトです。

2月に我が家へやってきた瀕死のBRUTE君。彼が立ち直るまでの感動?のドキュメントです(笑)

特別企画第五弾!!
ブルートレストア日記 其の一

とあるルートから写真のエレキを入手したのですが、私の元へ来た時はかなり酷い状態で、動作さえしない状態でした。

このエレキはモーターガイドBRUTE752という機種で使用電圧を12Vと24Vで切替を行なうことのできるモデルです。ところがこの切替というのが厄介で、非常にトラブルの多いモデルです。案の定、切替の構造が原因になり配線が溶着を起しておりました。

他に問題を起している個所としては

@ モーター下部のスケグ(フィン)が折れて無くなっている

A モーター内部のブラシ周りの磨耗

がありました。

このまま直してもいいのですが、ただ直すだけでは面白くないのでこのエレキを24V専用にしシャフトも42インチから36インチにショート化、尚且つ5段変速から無段変速へとパワーアップさせることにしました。

つまりレンタルボート向け最強(ではないか?)エレキへ変身させることに決定しました。

BRUTE752・・・なんとも勇ましいネーミングです。ツアーエディションが発売されるまでモーターガイド社のフラッグシップモデルでした。でも今じゃピクリとも動きません(泣)


向かって左の写真、ペダルの裏ですが思っていたより状態は良かったですね。
でも無段変速にするのであればどちらにせよ、変速スイッチや各配線を一から引きまわす必要がありますから同じですけど。

向かって右の写真、スケグが折れるほどの強い衝撃がモーターに掛かったんですから故障しても当然です。さすがにモーター内に浸水は無かったもののお世辞に良い状態とは言えませんでした。

ペダル裏は意外と状態がよく、特に問題になるような個所は見受けられませんでした。ひょっとすると前オーナーがパーツ交換等行っていたのかも・・・。

ナント・・・スケグが折れています(・・・絶句)バスボートで使用していたエレキによくあることのようです。このパーツは丸ごと交換が必要になります。
便宜上、配線を手前に引き出して撮影してますが本来配線の後ろにある端子2個の間に収まっており端子が熱を持った為配線も溶着したものと思われます。
モーターガイドのこのタイプの端子(四角い正方形の平端子オス側)は非常に緩み易いので要注意です。発熱したりひどい時は見た目刺さっていても通電していなかったりします。

通常の12Vモデル等にも使用されているパーツですので一度ご確認することをお勧めします。

メインの電源である赤色のコードが焼けています。写真では判り難いですがその他の配線も一緒に溶着してしまってます。この部分も無段変速化に伴い全て交換です

モーター本体も特に異常は無いようです。
浸水の形跡もありませんでしたし、コイルの切断も無いようです。これならこのまま使用できそうですね。
ここからが改造本番です。とりあえず簡単な所から取り掛かります。まず現状42インチシャフトですが36インチのシャフトに交換します。

シャフト交換の有用性については以前より説明しておりますが、シャフトは限界まで短いほうが良いことが多いです。もちろんボートのバウデッキから水面の高さを考慮した上で最適な短さをご確認ください。通常のアルミボートやレンタルボートであれば36インチでも余裕があるくらいです。

シャフトカットのページはこちら

上が元々付いていたステンレススチールの42インチシャフト、下が36インチのアルミシャフトです。たった6インチ短くするだけでレンタルボートでの使用に最適になります。

折れたスケグのあるパーツは丸ごと交換します。これは他機種のものを流用します。
モーターガイドはこういった部分で他機種と汎用性が多いのが良い所ですね。

今回はここまでにしておきます。次回はいよいよ無段変速機の命、基盤の装着とモーター部組み上げに入ります。

  ここで紹介してますメンテナンスは個人の責任の下で行なって下さい。
当サイトを参考にして発生した損害等は管理人は一切責任を負いません。
 
     
  戻る  
Copyright (c) EREKI NO SHURIYASAN. All Rights Reserved.  当サイトに掲載している写真内容を無断で、転載することを禁じます。
サイトマップ