エレキの修理屋さん
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ボートフィッシングを行う上で、無くてはならない存在のエレキ。
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特別企画第二弾!!
ハイパワーモーターへのスワッピング
前回の特別企画の最後に予告してました、エレキの夏対策ですが諸般の事情?により延期します。私事ですが引越しがありまして最近釣りに行けてないんです。ですので題材に見合う写真が撮影できてないんです。申し訳ありません。
で、今回は管理人のボロエレキをスピードアップする為、他のモデルからのモータースワップです。

ある日突然、自分のエレキのパワーに疑問を抱くようになりました。と言うのも、よく考えるといつも3速から上しか使用していないのです。そもそも私のエレキはmotorguide SF-300と言う10年近く前のモデルで、推進力も37ポンドしかありません。それでも当時は一般的で人気のモデルでした。しかしそんな人気モデルですから今と同じで何万円もしてましたので私には買うことができず、minnkotaのハンドコン、同じくminnkotaのフット(新店オープンの大特価品、ハンドコンセットより安かった)を使用し、ジョンボートで釣りに行ってました。

そんなある日、近所のゴミ捨て場にあの憧れの黒いmotorguideが何故か捨ててありました。まさか捨ててあるエレキですので動くはずが無いと思いながらも家に持ち帰り、バッテリーに繋いでみるとなんと動作するではありませんか!しかしよく確認するとマイクロスイッチなどが危険な状態でしたのでその辺はパーツ交換しましたが…。

そんなSF300ですが世間でよく言われている「motorguideはよく故障する」という神話の通りトラブルは絶えませんでした。各スイッチの焼け付きは数回、モーター内への浸水やブラシが擦り減り無くなっていたなんて事もありました。まあ原因はほとんど自分の使い方に問題があったんですが…。その辺りで言えばminnkotaは多少無茶をしてもトラブル知らずでした。

長年付き合ってきたSF300ですが軽いジョンボートからノンリベットのVハルに乗り換えたり相次ぐトラブルが原因でモーターのパワーに不満が沸いてきました。なにせ2速でやっと前進する状態なんです。そこでmotorguideのEF54あたりを購入しようと考えていると取引先からF52Vという一つ前のモデルのパーツ取りが出たという情報が入りました。52ポンドのモーターです。無段変速モデルでしたが個人的に5段のほうが好みですので修理せず、モーターのスワップをすることに決めました。
現物を見るとほとんど新品でしたが、躊躇せず今回のスワップに踏み切りました。

注意!!今回の企画はモーター内部の分解が含まれてますので一般の方はご自身で行なうべきではありません。ご要望があれば当方にて行ないます。モーター内部を分解するとメーカー保証が受けれなくなる場合がありますし、組み上げる際困難な場面があります。ご了承下さい。へぇ〜、こんなこともできるんだってくらいでご覧下さい。

  写真例 motorguide SF-300 + motorguide F-52V
これが長年連れ添った私のSF-300です。右にあるのがスワップ予定のF-52Vのモーターカバー&シャフトとモーターです。モーターカバーの傷具合が歴史?を物語っています。まず魚探の配線やペラを取り外し、ステアリングワイヤーの取り外しの準備をします。 SF-300
ステアリングワイヤーの取り外しはステアリングギアボックスを取り外し、シャフトから出ている4本のコードを切断します。このコードは長さにあまり余裕がありませんので端子ギリギリの所で切断します。切断した後、ロータリーギアとシャフトベアリングを取り外します。この段階でモーターヘッドとシャフトの上の部分、マウントで挟む部分が抜き取れる状態になります。
ステアリングワイヤーの取り外し
こういう感じでスッポリ抜くことができます。上のシャフトが新しいシャフトです。輝きが違います。 シャフト
次にいよいよモーター本体の交換作業です。写真で抜きかけている2本のナットでモーターカバーが固定されています。このナットを外すことでモーターカバーを分解できます。余談ですがこのナットを抜きとってみて黒い汁状のものがベッタリ付着している場合、かなりの量の浸水が考えられます。通常このナットは乾燥しています。 モーター本体の交換
このようにモーターカバーは3ピース構造になっています。一番左の部分にはモーターブラシや変速を決めているコイルが固定されています。真ん中の部分にモーター本体が収まり右の部分でモーターシャフトを支えるようになってます。今回はモーター本体が大きくなりますのでシャフトごと真ん中の部分を交換することになります。ちなみにハイスピードで走行中に障害物にモーターをぶつけたりしますと、このパーツごとに一瞬隙間が開いて浸水する場合があります。一応ガスケットが入ってますが劣化しやすいので注意します。 モーターカバー
しかし左のブラシなんかが固定されているパーツ、汚ないですな、このパーツもいずれは交換したいものですね。一度浸水するとこうなります。この円盤状のパーツはナット2本で固定されてますので簡単に取り外しができますが、その奥にコイル状の銅線がカバーの裏に固定されています。このコイルは変速する為の抵抗になるのですが簡単に取れてしまいますので注意が必要な所です。シャフトの中を通る配線に注意し、カバーをゆっくりと引き抜きます。 ブラシ
古いカバーと新しいカバーの内部です。しかし右の古い方、汚いですね。サビまくってますし、よく見るとマグネットが欠けている所がたくさんあります。よくこれで動いてましたね。欠けたマグネット、どこに行ったんですかね?こういうのが怖いです。
古いカバーと新しいカバーの内部
モーターカバーとモーター本体の大きさ比較です。これだけ違うと重量もかなり変わってきます。しかし古いモーター、かなり汚れていますね。さすがに10年ものになるとこういう風になってしまうんでしょうか?まあこの状態でも2年ほど使用してましたし、見た目ほどダメージは無いのかもしれませんね。
モーターカバーとモーター本体の大きさ比較
あとは新しいシャフトにコードを通して、モーター部分を組み上げていきます。この場面で少し難しい場面がありますので、ご存知ない方はモーター部分の分解はお止めした方が無難です。この部分は言葉で説明することが非常に困難ですので敢えて説明を入れておりません。あとは分解した逆の順番で組み上げていくだけです。コード類は圧着端子でしっかりと接続します。ついでにロータリーギア等も金ブラシなんかでキレイにしておいてあげましょう。 モーター部分の組み上げ
完成!って言っても外見からは違いが解りませんな。モーター部分が若干大きくなっているだけです。まあボロは着てても心は錦っていうとこでしょうか、よっぽど詳しい人で無い限りこのエレキの異常さには気が付かないでしょうね。早く湖で使ってみたい! 完成!

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